なぜ作ったか
以前、金田一耕助のようなコートが欲しくて、オークションで購入した昭和初期のコートを補修したことがありました。
すでにできあがっており、あとは冬を待つだけです。
実はこのコートだけでなく、もう一着、古いマントをオークションで落札し、補修して冬を待っています。
こんな感じです ↓

マント補修については、いずれ記事にしようと思っています。
乞うご期待(^^)
話を戻しましょう。
この2着のコート(マント)にピッタリの帽子が欲しいなぁと、オークションを眺めておりました。
金田一耕助の被っているチューリップハットは…

好みじゃないな~
こんな帽子 ↓ でもいいのですが、これならもう3個持っています。


もっと別のタイプの帽子、無いかなぁ
いろいろオークションを眺めていて、ついに見つけちゃいました(^^)
鹿撃ち帽(ディアストーカー)
Wikipediaによると
アーサー・コナン・ドイルの推理小説の登場人物シャーロック・ホームズの名をとってシャーロックハットと呼ばれることがある。
作中ではホームズが鹿撃ち帽をかぶっていたと明記されたことはなく、鹿撃ち帽をかぶるホームズは1891年の「ボスコム渓谷の惨劇」でシドニー・パジェットが描いた挿絵によるイメージと考えられている。
1892年の「白銀号事件」で本文中に列車に乗って郊外に調査に出かけるホームズが被るear-flapped travelling cap(耳当て付き旅行帽)という回りくどい表現が登場するが、挿絵ではやはり鹿撃ち帽として描かれている
Wikipediaより引用


金田一耕助由来のコートに、シャーロック・ホームズ由来の帽子(笑)
もへちゃんらしくていいかもしれません。
ヘルメット代わりにならんかなぁ
オークションでは、極力安くゲットするのが、もへちゃんの信念なので、なかなかゲットできません。
そんな日々を半年ほど過ごしていて、ふと思いつきました。

鹿撃ち帽って猟に使ってたんやろ。
ならばヘルメット代わりにならんかなぁ。
最大級の警戒の台風10号も近づいていることだし。
インターネットで探してみると…あるもんですねぇ

でも高いっ(>_<)
そんなおり、普段、もへちゃんが参考にさせてもらっている「うさこの洋裁工房」さんで「シャーロックホームズのイメージのある鹿撃ち帽の作り方」というページを見つけました。


これは作るっきゃない!
となったわけです。
作り方
材料
頭部保護インナー(Amazonで購入しました)
この「頭部保護インナー」は優れものでした。
「緩衝材/EVA、裏地/ポリエステル100%(抗菌防臭加工)」と表示されています。
EVAとはポリエチレンよりも柔らかく弾力があり、軽量・無公害の素材でサンダルの靴底やバスマット、パソコンケースの緩衝材なんかに使われています。
試しに、台風に備えて出していたマグライト(単1電池が5本入る懐中電灯・警棒代わりにもなる)で、頭をゴンッとしてみました。



すげぇ
痛くないっ
表地
メルカリで「ウール 千鳥格子」で検索してゲットしました。
裏地
昭和初期のコートを再生したときの裏地(キュプラ・深緑)がまだ残っていたので、流用します。
型紙
「うさこの洋裁工房」さんでは型紙は有料だったので、「趣味のコスプレ衣装部屋でぃあこす&わん&無料型紙」さんからダウンロードさせていただきました。
つばの芯
100円ショップで購入したppシートを帽子のつばの芯にします。
作る前にイメージトレーニング
裁縫ビギナーのもへちゃんは、作り方を見ただけでは不安なのです。
そこでプリントアウトした型紙を切り抜き、縫うかわりにホッチキス止めしたものを作ってみました。




もへちゃんの頭にはピッタリなのですが、頭部保護インナーに被せると小さくてきちんと被せられません。
そこで「60サイズ」の型紙は裏地用とし、「62サイズ」の型紙で表地を作ることにしました。

実験してみてよかった(^^)
表地を縫う
型紙をあて、サイドクラウン(帽子の側面)のパーツを6枚裁断します。


3枚ずつ縫い、出来上がった2つのパーツをさらに縫い付けます。

ミシンに慣れてきたからか、1時間ほどで縫い上がりました。



頭部保護インナーのおかげで、シャキッとしています(^o^)
次回は、裏地とつば
台風10号に備えて作り上げたかったのですが、表地が届いたのが今日(2020年9月6日)だったので、作業はここまででやめました。
ブログを書きたかったし、台風対策は、やれることすべてやったつもりなのですが、もう一度確認したかったからです。
ということで、たぶん次回完成します(^o^)
では来週の日曜日をお楽しみに~
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