前回までの振り返り
2020年9月6日~7日、日本に接近した台風10号に対して、気象庁はかなり早い段階から

広い範囲で甚大な影響を受けるおそれがあります。
台風が接近する地域では、記録的な大雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあり最大級の警戒が必要です。
と注意を呼びかけていました。
もへちゃんも対策として、窓ガラスに養生テープを貼りました。
しかし、養生テープは窓ガラスを強化してくれる訳でなく、飛来物によって窓ガラスが割れた際に、ガラス片が散らばらないためのものです。
もへちゃんが住む福岡は、午前3時くらいから暴風圏に入るという予報だったので、

深夜で、しかも停電中に窓ガラスが割れたら、反対側の窓を開けて、屋根が吹き飛ばないようにしてから避難やな
なんて、イメージトレーニングをしてました。
そんな台風対策に平行して、9月に入ってから、避難の際に被れるヘルメット代わりになる帽子を作り始めていました。
それが「頭部保護インナー入り 鹿撃ち帽」です。
前回、前々回のブログで、鹿撃ち帽の作成について報告しました。


一応、出来上がったのですが、かぶり心地が悪いと言うか…
裏地が突っ張って、頭部保護インナーに頭が接してない状態になっていました。
頭部保護インナーって何?
もへちゃんが手に入れた「頭部保護インナー」とは「abonetセーフティインナーEVA」です。

これは、厚さ4mm程度のEVA素材(エチレン・ビニルアセテート製)でできています。
靴底などに使用される素材を圧縮したものだそうです。
衝突安全を科学する一般財団法人・日本自動車研究所で、衝突実験用の人体ダミーとHIC(頭部傷害基準)値を用いて、帽子の安全性能は評価されているみたいです。
アボネットの商品紹介ページには
本商品はすべり(帽子の内側にうちている汗止めの布)の内側に入れる商品です。
と書いていました。
また
お手入れ方法:手洗い可、漂白剤・乾燥機不可
と書いてました。
そこで、裏地を取ってしまって、「すべり」の内側に入れちゃおうと考え直しました。
作り方③
裏地を取る
付けるときは苦労した裏地も、取るのはあっという間でした。


サイズテープを付ける
近所の手芸屋さんで「すべり(サイズテープ)」を買ってきました。

①端っこギリギリを
まち針でサイズテープを固定して、ミシンで端っこギリギリをダダッと縫ってみました。
しかし…


右の画像のように糸が絡んでグチャグチャに…。
しかしブログでは書いてませんが、こんなことはしょっちゅうなのです(笑)
慌てず、ほどいてやり直しました。
②端っこから5mmを
次に、端っこから5mmくらいのところをダダダッとミシンがけします。

これで出来上がりのはずだったのですが…。

サイズテープがフニャフニャでかっこ悪い~(^^;)
サイズテープ付けなおし
「端っこギリギリをミシンがけ」がうまくいかなかったみたいです。
そこで、ミシンがけしたところを全部ほどいて、やり直します(^^;)

何度か挑戦したのですが、もへちゃんには「ギリギリをミシンがけする」というテクニックがないようなので、手縫いすることにしました(^^;)
頭部保護インナーを挟んでみました
出来上がった帽子の「すべり」に頭部保護インナーを挟みこんでみました。


まだ「すべり」は、フニャフニャしてるけど…
これ以上、修正する方法、思いつかないので…
「出来上がり」ってことにします。
「すべり」のフニャフニャ具合を少しでも減らすため、ずっと被ってたらいいのかもしれませんが、探偵帽なのでTシャツ等にはちょっと合わない…
そこで、手持ちの帽子に被せて保存しています(笑)

付け心地
付け心地は抜群です(^^)
やり直してよかった~

避難時は
台風等で避難する場合は、頭頂部の革紐をほどいて、あごひもにすると…


かっこ悪っ(>_<)
この形態は、非常時のみですね
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