これまでのふりかえり
昭和初期のマントをオークションで安く落札できたもへちゃんでしたが、配送された段ボール箱を開けて

茶、茶色い…(>_<)
オークションの本文には「カーキ色」と書いてました。
でも、もへちゃんは「カーキ色」のイメージを持っておらず、鮮やかな青地の上に置かれたマントの画像が白っぽく見えたので、てっきり白っぽいマントをイメージしていたのです(-_-;)
そこで、「ジーンズ染めQホワイト」で染めることを決意しました。
- 手洗い
- 補修
を終え、染める前にひらめいた
- 「ノルディック柄」の粘着ラベル
貼りを終えて、いよいよ白染めのスタートです。
ジーンズ染めQホワイトで白染め
準備したもの
- 糸と針
- マスキングテープ
- 洋服用ブラシ
- ジーンズ染めQホワイト 10本
- GUN-MODOKI
- 塗装用ゴーグル
- マスク
- タオル
ジーンズ染めQ
「ジーンズ染めQ」は使ったことがありませんでしたが、「染めQ」ならば、車のシートをカラーリングした時に使ったことがあります。
「染めQ」は、皮革やビニール製品などに使います。
「ジーンズ染めQ」は、厚塗りしなくても色が出やすく布地に向いているそうです。
株式会社 染めQテクノロジィへの問い合わせ
さて、もへちゃんは「ジーンズ染めQ」を選ぶ前に、株式会社 染めQテクノロジィに質問メールを送ってました。
染めた後、防水スプレーをして、ジーンズ染めQは大丈夫かが気になったからです。
すると、とても丁寧な返事をもらいました。
◯◯◯◯◯◯ 様
この度は弊社へのお問合せ有難うございます。
染めQテクノロジィ◯◯と申します。
お問合せ頂きました件、ご回答させて頂きます。
>染めた後、防水スプレーしても色落ちしませんか?
>もしくは、シリコン系、フッ素系のどちらか相性がよかったりしますか?
ジーンズ染めQがしっかり乾燥していれば、色落ちすることはございません。
ただ、防水スプレーの成分に塗膜を溶かす成分が入っている成分が多少入っています(溶剤)。
ですので、防水スプレーの吹きかけすぎなどで、色落ちする可能性がありますのでご注意ください。
それを防ぐために、防水スプレーと吹きかけをうっすらとしてください。
たくさんつけたいときは、うっすら吹きかけて、乾燥時間をおいてから、また吹きかけるようにして、一度にたくさんの量を吹きかけないように気を付けてください。
シリコン系、フッ素系のどちらが相性がいいということはありませんので、お好みにでご使用ください。
株式会社 染めQテクノロジィ / Somay-Q Technology
テクニカルエンジニアリング ◯◯ ◯◯

ねっ、とっても丁寧な返事でしょ!
おかげで、自信を持って「ジーンズ染めQ」を選ぶことができました。
ジーンズ染めQ、何本必要?
まずは近所のホームセンターに行くと


1本934円!
た、高いっ(>_<)
しかも「ジーンズ染めQ」は「染めQ」より容量が少ないっ(>_<)
ちなみに、塗布面積は約0.3m2
さて、もへちゃんは中学校で数学を教えています。
そこで大雑把ですが、マントの面積を考えるために、下の図形の面積を求めることにしました。


おうぎ形の面積です。
もしあなたが中3生だったら、求められるはずです(^^)
できるかな?
円の面積=半径✕半径✕3.14
おうぎ形の面積=元の円の面積✕(元の円の何分の1か)
もしくは
おうぎ形の面積=元の円の面積✕(中心角/360)
このマントの場合、1✕1✕3.14✕3/4 です。

円周率はこの際「3」にしちゃいます。
すると1✕1✕3✕0.75=2.25m2
ジーンズ染めQの塗布面積は1本あたり0.3m2なので、
2.25÷0.3=7.5
ジーンズ染めQが7.5本必要ってことがわかりました。
1本934円✕8本=7472円

マントは3000円で落札したのに…(>_<)

しかし、ここまで来て、カーキ色のままで着るなんて…
しばし悩みましたが、気分はすっかり「白色マント」になっているので、計画通り「ジーンズ染めQ」を買うことにしました。
楽天さん、ありがとうm(_ _)m
ただし、近所のホームセンターではなく、インターネットで安いところを探すことにしました。
見つけたのは楽天…1本768円!
しかも、楽天での買い物は数年ぶりだったので「久しぶりクーポン」みたいな特典がついて1000円値引きしてもらえました。
そこで8本ではなく10本購入しました。
GUN-MODOKI(ガンモドキ)
GUN-MODOKI(ガンモドキ)は、染めQシリーズのスプレーにカチッと装着するだけで作業が簡単になるという優れものです!


いざ白染め
下準備
天気がいい日を選んで、マントの白染めに挑戦しました。
作業場所選び

染めQで車のシートをカラーリングした時、かなりペンキのにおいがしたっけ(>_<)
ジーンズ染めQも同様と考え、自宅の車庫の梁にロープを渡し、ハンガーにかけたマントを吊るしました。

これなら換気を気にする必要はありません。
裏地まで白染めしないために
ただ、このままジーンズ染めQをスプレーすると、裏地まで染めちゃいそうです。
ボタンをかければよかったのですが、ボタンはすでに外しています。
それにボタンをかけたら、重なった部分が茶色いままになっちゃいます。

今更、またボタンを付けるのはなぁ…
そこで、糸と針でマントの前の部分を閉じました。




次に、ジーンズ染めQをスプレーする前に、洋服ブラシをしっかりかけました。
これは、ほこりやゴミをとる為です。
ブラシをかけていて、ふと

マントの前の部分の縁は、茶色のままにしよう
と考え、マスキングテープで覆いました。



行き当たりばったりですが、よりよいアイデアだと感じたのでこれでOK(^^)
10本、スプレー
- 頭にタオル
- 目にはゴーグル
- 口にはマスク
いよいよ白染め開始です。


ちなみにこの時つけていたマスクは、1回目の非常事態宣言で、臨時休校中の時に、紙製風呂敷で作った手作りマスクです。
手作りマスクの記事に興味がありましたら、こちらへ ↓
できばえは
計算では2.5本分、余分に買ったジーンズ染めQだったのですが…。
10本分スプレーしたのが次の画像です。


全然足りない(T_T)
毛布のような生地だからでしょうか…
スプレーする前と比べてみましょう。


写真を並べてみると、確かに少し白くなっています。
ジーンズ染めQだけで7000円近くかかっています。

けれど…
ここでやめるわけにはいかない(◞‸◟)
次回予告
もへちゃんは、「久しぶりクーポン」がすでに使えなくなった楽天のお店から、さらにジーンズ染めQを10本購入することにしました。
ヤフオクで1万円出したら、いや、マント+染めQ10本分だと1万7000円か…。
1万7000円出せば、かなりいいコートやマントも買えただろうな…と頭をよぎりましたが、ここまで来たら引き下がれません😤
さてさて、毛布のような染めにくい昭和初期のマントがどうなっていくでしょうか?
次回を乞うご期待m(_ _)m
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