なぜ作ったか
もへちゃんは、2世帯住宅の2階部分に住んでいます。
外階段を上がり、玄関前のスペースに目隠しとして木製のラティスを設置していました。
設置して5年以上経ち、木製ラティスが朽ち始めました。
「朽ち始めた」と書くとかっこいいけど、要するに腐り始めたわけです(>_<)
台風なんかでご近所に迷惑をかける前に交換することにしました。
作り方
何で「目隠し」を作ろう?
近所のホームセンターに行って物色です。
候補①「メッシュパネル」
金属製の網ですね。
これならサイズが違っても重ねれば問題ありません。
でも案外高い(>_<)
それにいずれは錆び始めるんだろうなぁ
候補②「パワーラティス」
値段で考えると木製ラティスですが、数年後、また同じ作業をしなければなりません。
どうしようかなぁ…
木製ラティスの値段を確認しに売り場に行くと「パワーラティス」という不思議なキャッチコピーを見つけました。
見た目は木製です。
どう違うんだろう?
よく見ると値札のところに解説が書かれてました。
通常のラティスに比べ耐久性、耐候性を向上させるために、防虫・防腐剤を加圧注入加工し、さらに着色塗装をしてますので、ささくれにくく、美しい仕上がりが長持ちします。
これはけっこう良さそうです(^^)
ただ、ちょっと重いなぁ…
候補③「樹脂製ラティス」
ラティス売り場には、「樹脂製ラティス」なるものもありました。
YAMAZENというメーカーのものと、旭興進のresina-gラティスという商品です。
パワーラティスは耐候性はupしてるだろうけれど、基本は木製だからいずれは朽ち始める。
なら、やはり樹脂製のラティスの方がいいな!
でもいい値段します(>_<)
選んだのは
数軒、ホームセンターを回って、resina-gラティスに決めました(^^)
買ったのは180✕90を2枚、180✕60を2枚です。
作り方
下図のように新しい目隠しを樹脂製ラティスで作ろうと考えました。
150cmのところには90と60がピッタリはまります。
ホームセンターには「ラティス連結金具」なる商品もありましたが、結束バンドが簡単だし、安く上がります。
ところどころ、階段から連なるフェンスにも結束バンドで縛り付け、倒れるのを防ぎました。
また、角の部分は、ホームセンターで買ってきた金具でねじ止め&結束バンド(耐候性)です。
これで倒れることは、ほぼないはずです(^^)
135cmの辺をどうしよう?
150cmの辺は、90+60でピッタリだったのですが、もう一方の辺は135cm。
メッシュパネルくらいの薄さなら重ねても目立たなかったのですが、樹脂製ラティスは厚さが3.8cmあり、重ねるのは美しくありません。
そこで60サイズのラティスを45サイズに調整することにしました。
当時書いた設計図がこちら(笑)
なんと雑なことか…
けれど、単に切るだけでは、ラティスの強度が落ちてしまいます。
切った後、右側の辺を付けなければ!
そこでインターネットで「ラティス サイズ 調整」を検索してみました。
見つけたのは木製ラティスのサイズ調整のページでした。
- ねじを外す
- 解体する
- 寸法を測る
- 切る
- 組み立てる
この時点までは、簡単にできると思ってました。
ピンチ到来
ところが…
樹脂製ラティス resina-gもほぼ一緒だろうと、作業を始めたところ5「組み立てる」で作業できなくなりました(T_T)
観察すると、木製ラティスと違って、resina-gの網目の端っこには溝が彫られていました。
下の図の黒い太線部分に3ミリほどの溝が彫られていて、縦と横の辺を滑り込ませるようになっていました。
え~どうしよう(>_<)
溝を彫る…彫刻刀くらいしか思いつかんぞ。
しかし作業量がものすごいし、正確に彫れる自信がありません(>_<)
トリマー
検索してみると「トリマー」なる工具があればできることがわかりました。
今まで使ったことないし、これからも使うかどうかわからない…
こんな時はできるだけ安いトリマーを探すに限ります。
近隣のホームセンターやネットショップをいろいろ調べて、一番安かったのをポチッ
結局、使った工具は元々持っていたジグソーと、購入したトリマーです。
トリマーのおかげで無事に溝も彫れ、縦の辺もうまくはまり込みました。
できあがり!
45サイズのラティスも無事に制作できて、135センチの辺もピッタリ!
新しくできた目隠しに、元々絡んでいた植物を絡ませて出来上がり!
作ってから3年になりますが、びくともせず、腐りもしなくて超満足です(^o^)
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