前回までの振り返り
もへちゃんは、最近、風呂敷愛好者になりました。
いろんな結び方をネットで研究していて見つけた「風呂敷ハンド」。
100均製 風呂敷ハンド
まずは、100均の商品のみで作ってみました。


これは45cm~80cmと長さ調節ができます。
風呂敷ショルダーバックを意識して作りました。
革製 風呂敷ハンド
100均製の風呂敷ハンドで満足していたもへちゃんですが、こんなのを見つけてしまいました。
もへちゃんの工作魂がメラメラと燃え上がり、「革製の風呂敷ハンド」作りが始まりました。
革製 風呂敷ハンドを作っちゃおう
作り方
第1歩目からつまずいた(>_<)
近所の手芸屋さんで200円で購入した皮革は50cm✕4cm。

取っ手の部分を筒状にするのは難しそうだから、半分に折って、ミシンをダダダッとかけてできる25cm✕4cmの風呂敷ハンドにしよう!
そうなんです。
最初、作ろうと思ったのは、こんなの ↓ でした。
しかし、思うようにはいきませんでした。
なぜかと言うと、うちのミシンでは、薄めと思っていた皮革でも、2枚重ねたら、きれいに縫えなかったのです。

下糸が上糸を引っ張りきれてません(>_<)

結局、ほどきました(T_T)
上糸と下糸の引っ張り具合を調節してみても、ダメでした。
以前、昭和初期のトンビコートを補修した際も、厚い生地が重なった部分で同じようになりました。
その時は、手縫いでしのぎました。
厚い生地を縫うには、ミシン針を厚地用に変える必要があるらしいのですが、もへちゃんは持ってません(>_<)
転んでもタダで起きない!…「取っ手作り」

折り返して二重にするのをやめるしかないな。
でも、糸をほどいた跡に、穴が開いちゃったよ~(>_<)


このまま作ったら、穴が気になるよな~(>_<)
そこで方針を変えて、最初に見た「革製 風呂敷ハンド」のように、持ち手を筒状にして、30cm✕4cmの風呂敷ハンドを作ることにしました。
筒状にする方法を検索すると、レザークラフトのページで、糸と針を使って縫っているページを見つけました。
しかし、そこでは「目打ち」という道具で、革に穴をあらかじめ開けておき、その後、縫うのだそうです。
「目打ち」が無い場合は「きり」でもOKとのこと。

きりでもOK?
ならば、ミシンでできた穴でもいいのでは?
そう思い、まだ穴が開いてない側の辺にもミシンをかけてみました。


見えにくいのですが、左側にもミシンの穴が開いてます
うまく穴が開いたので、次はスニーカーの靴紐のように縫っていきます。


革製 風呂敷ハンドの端処理
100均製 風呂敷ハンドの場合は、端にDカンをはさみ、ミシンをかけることでカバンテープの端を綴じましたが、革製 風呂敷ハンドは、同じ方法ではできません。
手縫いという方法もありますが、今回は「カシメ」を準備してました(^^)
ポンチで穴開け
まずは、ポンチで穴を開けます。
3mmサイズのポンチを用いて、ハンマーでガンガンっ!


昔、母がレザークラフトをしていた時、下には厚いゴム板を敷いてました。
もへちゃんは厚いゴム板を持ってなかったので、カーペットの上にJAFから送られてきた厚さ4~5mmほどの小冊子を敷いてみたのですが…
下が柔らかかったからか、それともポンチが安物だったからか…はわかりませんが、1つの穴をあけるのにハンマーを40回ほど振り下ろすことになりました(^^;)
穴は8個開けなければならないので、たぶん40✕8=320回ほど、ハンマーを振り下ろしたと思います(^^;)
カシメ
やっと穴が開いたので、カシメます。
購入した打ち具セットの中に入っていた台座にカシメの足を置き、


上からカシメの頭をはめ込み、打ち具を被せてハンマーで…

あれ?
購入したセットの中の打ち具は、最も大きいもので5mm。
もへちゃんが買ってきてたカシメは9mm。
使えない~(T_T)
ここで一旦中断です。

数日後、手芸屋さんで420円で「打ち具 大・特大」を購入してきました。


打ち具を使って、ハンマーでコンコンっ
ポンチで穴を開ける際は40回ほどハンマーを振り下ろしましたが、カシメは5回くらいでOKでした。

は~楽ちん、楽ちん
カシメをしてる時にふと思いついた…そうだ!取っ手に芯をいれよう!!
カシメている途中に、取っ手の中に芯を入れることを思いつきました。
円柱のウレタンの芯材をイメージしたのですが、突然の思いつきなので、そんなのありません(^^;)
めぼしいところを探した末に、端布を丸めて押し込むことにしました。


芯材を押し込みながら、

筒にしたところは、普通のミシン糸で縫ってるから、強度は徹底的に不安やなぁ。
そうだ、縫い目に木工用ボンドを縫っちゃおうっ!

しかし、これでは雨の日にベトベトになりそうです(^^;)

まっ、今回は試作ってことにしとこう!
次回、作るときはレザークラフトで使う糸を準備しようと思います。
取っ手を筒状にした後は、残っているカシメをコンコンコンっ!
カシメ作業は楽ちんなので、あっという間にできあがりました(^^)
革製 風呂敷バンド できあがりっ!
晴天専用の「試作」ですが、とりあえず革製 風呂敷バンド、できあがりました!

一度はあきらめた「筒状 取っ手部分」もうまくできました。
めでたし、めでたし(^^)
次回予告
「革製 風呂敷バンド」とともに「スナップピアス」も作ったのですが、これについては次回、報告いたします。
「革製 風呂敷バンド」と「スナップピアス」を使った風呂敷バッグも、次回の報告といたします。
乞うご期待(^^)/
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