なぜ作ったか
ジムニー背面のタイヤを外し、アルミ製のタイヤケースのみ装着し、それを小物入れにしちゃおうと考え、実行しました。
前々回報告した「ジムニー プチ改造 タイヤケース小物入れ化①タイヤケース装着」では、スペアタイヤを外した所に、空のタイヤケースを車体に装着しました。
前回報告した「ジムニー プチ改造 タイヤケース小物入れ化②ステンシルシート自作」では、自分自身の不注意で、用意していたアルミ製タイヤケースの表面に無数のひっかき傷を作ってしまったこともあり、ペイントし、ステンシルで飾ろうと考え、ステンシルシートを制作しました。
①台紙とステンシルシートをタイヤケースに、スプレー糊で貼り
②台紙を剥がし
③タイヤケースとステンシルシート
ステンシル、ペイント!しかし…
①スプレー糊の跡はがし
いい感じでステンシルシートができたと思ってたのに、よく見るとスプレー糊の跡がタイヤケースに無数に付いてるぅぅぅ(>_<)
剥がさなきゃ!
中性洗剤でとれるかな?
まず「中性洗剤」で糊取りを試みました。
糊跡はとれるのですが、貼ってあったステンシル シートに染み込んで、シートの方も剥がれました。
なので「中性洗剤」作戦は没です(>_<)
お湯でとれるかな?
次は「お湯」。
しかしこれも垂れて、ステンシルシートに染み込み、シートの方が剥がれました。
なので「お湯」作戦も没(>_<)
パーツクリーナーでとれるかな?
次は「パーツクリーナー」を試してみました。
パーツクリーナーは、元々濃い紺色だったタイヤケースを黒色に塗る際、そのまま塗装してしまうと塗装面についた油分などで塗料を弾いてしまったり、すぐに剥がれてしまったりするとのことだったので、塗装面の脱脂、洗浄のために購入していたものです。
ただ、実際はヤスリスポンジでゴシゴシしたので使用しませんでした。
もしかしたら、パーツクリーナーが有効かも
と思いましたが、やってみると、さほど取れた感じがしないのに、ペーパータオルが薄っすらと黒くなっていました。
やはり塗装を少し溶かしているみたいだ。
やめとこう。
消しゴムでとれるかな?
次は「消しゴム」で挑戦。
手間はかかりましたが、ステンシル シートに染み込むことが無いので、一番よさそうです(^^)
狭い所はノック式消しゴムがあったので使いました。
この糊跡除去処理は、3時間ほどかかりました(^^;)
②マスキング&ミッチャクロンマルチ
まず、銀色のペンキがかかってほしくないところを新聞紙等で覆いました(マスキング)
次に、ステンシルシートにミッチャクロンマルチを吹きかけました。
前回の報告でも使いましたが、ミッチャクロンマルチとは、上塗り塗料をタイヤケースに強力に接着させる 塗料用の接着剤です。
計画では、ミッチャクロンマルチの前に、ステンシルシートの空いてるところに耐水ペーパーをかけるつもりだったのですが、忘れてました(^^;)
このことが後々響くのですが、この時は思いもしませんでした(T_T)
耐水ペーパーをかけるくらいだから、消しゴムで糊跡除去をする際、砂消しでもよかったってことも後から気づきました。
③ペイント
シルバーの高耐久ラッカースプレーでペイントです。
1度目のスプレーの後、30分乾かして、2度目。
また30分乾かして3度目。
夕方になったので、この日は終了です。
④できばえチェック
後日、ステンシルシートをそーっと剥がしてみました。
数日放置してたので、シルバーの高耐久ラッカースプレーはしっかり乾燥していました。
遠目からみるとまずまず(^^)
ですが、近くで見ると…
困った①「糊跡」
糊跡がビッシリ(^^;)
また糊跡はがし、しなければなりません。
しかも今回は広範囲です。
そこで「広範囲の糊跡除去のため再実験」にとりくみました。
広範囲の糊跡除去のための再実験結果
- お湯+雑巾…×
- お湯+台所用洗剤+雑巾…×
- ベンジン…△(糊は溶けるが、シルバーも少しずつ溶け出す)
- 消しゴム…◯
やはり、糊跡は、消しゴムでコツコツ除去するしかないようです(^^;)
困った②「シルバー部分がツメで剥がれる」
タイヤケースの局面のところ数カ所は、ステンシルシートが浮いていたようで、黒とシルバーの境界がぼやけてました。
まぁこのことは最初から予想していたので、あまりショックではなかったのですが…。
それより、いたるところでシルバーの部分が、爪で剥がれることに気づき、愕然(T_T)
ミッチャクロンマルチしたのに~(T_T)
ネットでいろいろ調べてみると、「いくらミッチャクロンマルチでも、足付け(耐水ペーパーでゴシゴシ)してなければ、爪で剥がれる」というページを見つけました(>_<)
これだと、糊跡除去の作業中に、シルバーの部分もポロポロと剥がれちゃいます(T_T)
しばし、呆然とした後
やり直すしかない(^^;)
と決意を新たにしました。
つづく
次回予告
1回目のステンシルは失敗しましたが、やり直す決意をしたので、
せっかくやり直すんなら、少し凹んだ部分のパテ埋めもしちゃおう
と考えました。
失敗の度に、よりよいものになっていくんです(^o^)
失敗は成功の母
ですから(^o^)
次回、大どんでん返しの末、ついに「ジムニー タイヤケース小物入れ化 完成」です!
乞うご期待m(_ _)m
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