はじめに
新型コロナウイルスによる臨時休校は、県によっては段階的に解除されていきそうですね。
私の住む福岡は「特定警戒都道府県」の1つなので、5月31日まで臨時休校が延長されました。
臨時休校中の平日は、「もへちゃんが担任だったとしたらお休みしてる子たちにこんな通信を書くかな」って通信をブログ「もへちゃん先生の学級通信」で発信しています。
土日祝日は、ブログ「もへちゃんの工作の時間『大人のできるかな?』」やブログ「もへちゃんのドライブ日誌(福岡からの日帰り、絶景、グルメ)」をお送りします。
今回は、昭和初期のコート再生②「かぎ裂き補修」を報告します。
昭和初期のコート再生②「かぎ裂き補修」
前回のブログで、コートを手洗いしたことを書きました。
やっといいにおいで、サラサラの手触りになりましたが、かっこよく着用するには問題が山積みです。
虫食いの穴かぎ裂き- 裏地がビリビリに破れてる
- ボタンが不揃い
- 裾の破れ
- 襟がフニャフニャ
前回「虫食いの穴」と書いてしまいましたが、間違いでした。
「かぎ裂き」が1カ所ありました。
Yahoo!オークションで、虫食いがいっぱいあるトンビコートはけっこう出品されていましたが、それには入札しませんでした。
なぜなら補修できないから(>_<)
落札したコートには1cm✕1cmの大きさのかぎ裂きがありました。
補修
材料
- アイロン接着補修布
- 羊毛フェルト用スターターセット
- 羊毛フェルト用ニードルホルダー
- アップリケ
- 針
- 糸
まずはアイロン接着補修布で
小学校時代の家庭科の成績△のもへちゃんなので、難しいことはできません。
そこで100円ショップで「アイロン接着補修布」を買ってきました。
- まずかぎ裂きの部分の糸をほどきました
- 裏から3cm✕3cmほどに切ったアイロン接着補修布を置き
- 手ぬぐいを置いた上(当て布)からアイロン(中温)で加熱しました
満足できず、フェルティング
接着はできていましたが、かぎ裂きの部分はそのまま残っていました。
どうしようかな~と「ウール コート 補修 自分で」で検索してみると、100円ショップで売っている「羊毛フェルト用ニードル」で補修しているページを見つけました。
次の日、早速100円ショップに行き、羊毛フェルト用スターターセットと羊毛フェルト用ニードルホルダーを買ってきました。
フェルティングとは、フェルトで作った人形とかをもふもふにする技です。
先っぽが少し曲がっている針をひたすらツンツンして、毛羽立たせていくことで、フェルト人形がもふもふになるそうです。
強度が心配
フェルティングの結果、かぎ裂きの部分は目立たなくなりました。
しかし、強度的に不安です。
裏から接着補修布を付けてはいますが、そこを針でプスプスしたのですから。
そこでもう一回り大きい接着補修布を付けました。
接着補修布で、裏は補強できるけど…
接着補修布で、裏は十分に補強できましたが、表は不安なままです。だってかぎ裂きしてるところを縫ったわけではないからです。
そこで、ワッペンを縫い付けることにしました。
また100円ショップへgo!
買ったのは
- ①ミッキーの小さめのワッペン
- ②木の葉のワッペン
- ③猫の顔ワッペン
です。
①ミッキーの小さめワッペン
②木の葉のワッペン
③猫の顔ワッペン
最初は②の木の葉ワッペンにするつもりでした。
しかし、鏡で確認してみると、「ただ葉っぱが付いてるだけ」だったので却下。
「①ミッキー小さめ」か「猫顔アップ」か?
もへちゃんの結論は「①ミッキー小さめ」の黒い方です。
かぎ裂きの角度とミッキーの両耳がぴったり重なるし(^^)
ワンタッチ針にびっくり
ワッペンと一緒に糸と針を買いました。
「①ミッキー小さめワッペン」と「③猫顔ワッペン」はアイロン接着でしたが、「②木の葉ワッペン」は縫い付けるタイプだったからです。
結局①を選んだのですが、この際、アイロン接着した上に糸で縫い付けることにしました。
買った針は「ワンタッチ針」!
な、な、なんと糸を針の穴に通す必要がないんです!
上からプチッと溝に糸をはめ込むだけです。
こんなのがあるなんて知りませんでした。
そろそろ老眼のもへちゃんにとって心強い味方です(^^)
アイロン接着した後、ワッペンのまわりをブランケットステッチ(これもネットで「ワッペン 縫い方」で検索して、初めて知った縫い方です)で縫ったらできあがり!
おわりに
たかが「かぎ裂きの補修」でしたが、私にとって「アイロン接着補修布」、「フェルティング」、「ワンタッチ針」、「ブランケットステッチ」と、初めて知ることだらけですご~く楽しかったです。
また「①ミッキーの小さいワッペン」「②木の葉のワッペン」「③猫顔ワッペン」のどれにしようかな~って考えることも、とても新鮮でした。
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