なぜ作ったか
もへちゃんは以前、金田一耕助のようなコートが欲しくて、昭和初期のトンビコートをヤフオクでゲットしました。
トンビコートの「手洗い」「補修」等については、こちら ↓ です。
この「昭和初期のトンビコート再生」シリーズは、8回に渡って報告しています。
チューリップハット1個目
さて、金田一耕助のようなトンビコートを手に入れたもへちゃんは、次に金田一耕助のようなチューリップハットが欲しくなりました。
さっそくオークションチェックです!
けれど…

ヤフオクもメルカリも、イメージ通りのチューリップハットは高~い(>_<)
そこで自作しちゃいました。

ただ、このチューリップハット、作成に夢中になって、一切画像を撮ってませんでした(>_<)
チューリップハット2個目
その後、この帽子をかぶってウロウロしていたら、まず母から

それいいな~
私にも作ってよ
と言われ、2個目のチューリップハットを作りました。
チューリップハット3個目
さらにその後、もへちゃんが若い頃から、何かと心配して助けてくれた先輩が、再就職先を退職されることになったので、3個目のチューリップハットを作り、プレゼントしました。
この時は、表地が黒、裏地は緑と黒のチェック!


そうです!
流行?の鬼滅柄です(^^)
先輩は、元々小学校の先生だったので、

こっちの柄を被ると、子どもたちが喜びますよ(^^)
と言いながら渡しました。
しかしながら、2個目3個目のチューリップハットも画像を撮ってませんでした(>_<)
チューリップハット4個目
そして最近、母経由で

◯◯(もへちゃんの妹)も欲しがっとったよ
と言われました。
ヤフオクでゲットした黒地の生地もまだ余っていたので、4個目のチューリップハットを作成することにしました。
そこで

今回は、ちゃんと画像、撮るぞ~
と決意し、チューリップハット4個目の作成スタートです!
金田一耕助のようなチューリップハット作成
準備したもの
- 表地(黒、ウール)
- 裏地(グレーにピンクのチェックのウール)
- 接着芯
- 型紙
- チャコペンシル
- ミシン
- 糸(黒、グレー)

作り方
型紙にあわせて、生地と接着芯を切り取る
型紙は「趣味の衣装部屋 でぃあこす(DRCOS)+わん&無料型紙」さんから、無料の型紙をいただきました。
表地(黒)



裏地(チェック)



チェック柄の生地の切り取り方
黒の生地だと気にしなくていいのですが、チェックの方は、出来上がった際のチェックの模様が綺麗に見えるようにしたいです。
なので


黒は、できるだけ生地の無駄がないようにピッタリ詰めて切り取れます。
しかし、チェックの方は、上の画像のように間を開けなければ、できあがり時に模様が綺麗になりません。
接着芯


黒の生地も、チェックの生地も厚みがあるので、接着芯は付けなくてもいいのですが…
今回の、妹用のチューリップハットを作る前、3個のチューリップハットを作った際に、

接着芯があると、ミシンをかけるべき場所がよくわかる!
ってことに気づいたのです。
表地(黒)と裏地(チェック)に接着芯を貼る


生地に接着芯を置き、当て布をして、アイロン(中温)をかけます。
接着芯の表と裏を見極めるコツ
今までも接着芯を使ってきて、表と裏がわからず、生地の方ではなく、当て布の方に接着してしまったことが何度もありました。

「手触りでザラザラした方に糊が付いてる」という方法では、イマイチ見分けられませんでした。
しかし、ついにコツを見つけました!
お日様に当てて、キラキラする方に糊が付いてます!!
これだと、見極め率100%です(^o^)

布の端の処理
黒の生地は、スーツのあまり布ということで、端っこがほつれることはありません。
しかし、チェックの生地は、端っこがどんどんほつれていきます。
そこで、端処理をしなければなりません。
もへちゃんの家のミシンには、布を切りながらジグザグ縫いで断ち目かがりができる「スーパーラウンドロック」というパーツがあります。
今まで、何度か使ってみたのですが、もへちゃんはあまり上手に使えませんでした。
そこで「スーパーラウンドロック」は使わず、ジグザグ縫いで端処理することにしました。



う~ん…
上の画像では、ジグザクに針が動いているのはわかりませんね(>_<)

左が端処理した生地、右がまだしてない生地です。

左の方がギザギザになってるよ。
もへちゃん、間違ってない?

いえいえ、端処理したのは左側です。
右側は、何もしてない生地なので、布を触っているとどんどんほつれていくんです。
左側を拡大してみるとこんな ↓ 感じです。

これで今以上ほつれることがなくなるのです(^^)
次回予告
さて、みなさん、お気づきでしょうか?
もへちゃんは、58サイズの型紙を使ってました。
しかし、たぶん妹はそんなに大きくないはずです。
なのになぜ、もへちゃんは58サイズで作っているのか?
次回は、ミシンをかけて、帽子の形にしていきます。
「大きいサイズの型紙の秘密」も次回、公開いたしますm(_ _)m
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