前回までのふりかえり
駐車場の埋め込み式ポールの修理の途中、固着したネジを緩めようとして、
- 1本目…手動式のインパクトドライバーで緩めることができました(^^)

- 2本目、3本目…ネジ頭の溝が潰れてしまいました。いわゆる「なめてしまった」ってやつです


- 4本目…インパクトドライバーのビットの先端が欠け、ネジ頭の溝に嵌まってしまいました(>_<)

症状の重い4本目をまず改善しようと試みました。
ネットで検索して
- 千枚通し
- 釘とハンマー
- オートポンチ
を試しましたが、外れるどころか、ますますネジ頭の溝がつぶれてしまいました(T_T)

そこで、4本目(ビットの先端が嵌まったネジ)は後回しにして、やりやすそうな2本目、3本目に挑戦することにしました。
駐車場の埋め込み式ポール修理スピンオフ「なめたネジを、電動ドリルを使って緩める③」
ネジ頭の溝がつぶれた(なめた)2本目、3本目を外そう
貫通ドライバー①
ネットで検索すると、「なめたネジを緩めるには貫通ドライバー」と書いてました。
貫通ドライバーとは、ドライバーの軸が柄の背まで貫通しているドライバー。
ネジにドライバーをあて、ハンマーで叩き、ネジ頭の溝を再構築するのが目的。
職場の近所のあまり品揃えのよくないホームセンターで買ってきた貫通ドライバー。

一見するとただのドライバーです…。

かなり力を込めて、10回、20回…

ネジ頭の溝に変化はありません(^^;)
もう10回、20回…
やはりダメです(>_<)

安物を買ったからかなぁ(>_<)
貫通ドライバー②
次の日、近所のハンズマンというホームセンターに行って、別の貫通ドライバーを購入しました。
ハンズマンは九州地方で展開しているホームセンターで、「家1軒を立てるのに必要な材料と道具がそろうお店」というのがうたい文句のでっかいホームセンターです。

購入してきたマイナスの貫通ドライバーは、先端の中央部が少し凹んでます。
プラスの貫通ドライバーの方は、普通のドライバーより平べったく、かつ鋭角になっており、いかにもネジ頭の溝に食い込みそうです。

かなり力を込めて、10回、20回…
ネジ頭の溝に変化はありません(^^;)
もっともっと力をこめて、10回、20回…

ダメです…。
やはり、手動のインパクトドライバーでダメだったものは、貫通ドライバーでは刃が立たないんだろうなぁ(^^;)
お待たせしました! 成功例「電動ドリル」
そこで次なる手段として選んだのは電動ドリルです。
ネジの径と同じサイズのドリルで、ネジの中心に穴を開けることで、ネジの頭部を破壊することができるそうです。

その後、飛び出したネジの胴体をネジザウルス等(ネジをつかんで緩めることに特化したペンチ)で、外すわけです。
準備したもの
- 電動ドリル
- 切削スプレー
- 防護ゴーグル
- 軍手


しかし、困ったことに、ポールが邪魔をして、ドリルを垂直に保つことができません…


え~い、やっちゃえ~!
こんな時は、Only power no technique だぁ。

ネジの中心に、垂直にドリルの刃を立てることができなかったため、穴が偏ってます(>_<)
しかし、ここまでやってやめる訳にはいきません。
さらにドリルで穴を開け続けると…


ポロッ!
ネジの頭が外れましたぁぁぁ(^o^)
3本目のなめたネジも同様の方法で、ネジの頭を外すことに成功しました(^o^)
おわりに
Only power no technique
文中に出てきた「 Only power no technique 」は、もへちゃんが中学生の頃に入っていたボーイスカウトで、流行っていたフレーズです。
きつい作業をする時とか、工夫を思いつかない時とかに、自らに気合いを入れるために

Only power no technique ~
と叫んでました(^^)
次回予告
2本目、3本目のネジの頭部は外れましたが、ネジの胴部は埋まったままです。
これらのネジの胴部は、駐車場のポールの根元にある円形の金属板を取った後、ネジザウルスで鋏んで緩めるしかありません。
そのためには…

やはり、4本目のネジをなんとかしなければなりません(^^;)
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