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埋め込み式ポール修理…ネジ穴再生・ネジ山修復⑤

大物

前回までのふりかえり

 長く使ってなかった駐車場の埋め込み式ポール。

 使えるか、確かめてみたのはいいのですが、元に戻そうとすると地面から2cmほど浮いたままになってしまいました。

 ポールを引き抜き、地面に埋まってる筒の部分から、泥を掻き出すことで、2cmの浮きは解消しました。

 このことは、すでに紹介しました。

 同じやり方で、2本目の駐車場の埋め込み式ポールの泥を掻き出そうとしたもへちゃん。

 しかし、まず外すべき4本のネジのうち、

  • うまく外れたのが1本
  • ネジ頭がつぶれた(なめた)のが2本
  • ネジ頭の溝に、欠けたインパクトドライバーのビット先端が嵌まってしまったのが1本

 試行錯誤の末、時間はかかりましたが、やっとネジの頭を飛ばすことに成功しました。

駐車場の埋め込み式ポール修理スピンオフ「頭を飛ばしたネジの後処理⑤」

 ネジの頭を飛ばしたことで、ポールの柱を抜き取ることができるようになりました。

もへちゃん
もへちゃん

 よいしょっと。

 しかし地面側には、まだ3本、ネジの胴体部分が残ったままです。

胴体部分が残ったネジの3パターン

①胴体部分がかなり出ているネジ
②胴体部分が少しだけ出てるネジ
③胴体部分が全く出ていないネジ

 ここでもへちゃんが用意したのは、「ラスペネ(浸透潤滑剤)」と「ネジザウルス」です。

①胴体部分がかなり出てるネジ

 ネジの胴体部分にラスペネを吹きかけ、しばらく放置。

 その後、ネジザウルスでネジの胴体をガッシリ掴んで緩めると…

ネジをしっかりつかめるのがネジザウルスのすごいところ
もへちゃん
もへちゃん

 取れましたぁ(^^)

 さすが「ラスペネ」&「ネジザウルス」!

②胴体部分が少しだけ出てるネジ

 「①胴体部分がかなり出てるネジ」同様、ラスペネとネジザウルスを使ってみると…

使用前
使用後

 画像ではわかりにくいですが、外すことができず、どんどん細くなってしまいました(^^;)

もへちゃん
もへちゃん

 う~ん、どうしよう(>_<)

 しばらく考えましたが、いいアイデアが浮かばなかったので、後回しにしました。

③胴体部分が全く出ていないネジ

 ②のネジを後回しにしたのには理由があります。

 「③胴体部分が全く出てないネジ」を抜くための方針は、すでに立っていて、準備万端だったからです。

 もへちゃんが準備したのは「Ansimple ネジ穴再生 ネジ山修復リペアキット ネジ穴修正セット (M6) 」

ネジ穴再生 ネジ山修復のためのその1「穴開け」

 キットの中のドリルを使って、ネジの胴体が埋まってしまっている部分に、新たに穴を開けました。

ネジの胴体そのものにドリルの刃をあてます
タッピングスプレー(切削油)をかけながらドリル
ネジ穴再生 ネジ山修復のためのその2「タップ立て」
黄丸で囲んでいるのがタップ
電動ドリルにタップを取付け、ねじ山を切り出します
ねじ山ができた穴
ネジ穴再生 ネジ山修復のためのその3「リコイルの挿入」

 その2「タップ立て」でできた穴は大きすぎて、ふだん使っているネジでは、ユルユルです。

 そこで、バネのような「リコイル」という部品をねじ込みます。

リコイルと専用挿入具
専用挿入具にリコイルをセット
クルクル
クルクル
ネジ穴再生 ネジ山修復のためのその4「タングの折り取り」

 ネジを挿入する際、リコイルの先端(タング)が邪魔になるので、専用折り具で折り取ります。

専用折り具…ただの棒じゃん(笑)
ガンガンと突っつくと、リコイルの先端が折れて、穴の中に落ち込みます
ネジ穴再生!
ネジ穴再生 ネジ山修復 唯一のミス

 元々駐車場の埋め込み式ポールに使われていたネジはM5(ネジの胴体部分の直径が5mm)でした。

 購入した「Ansimple ネジ穴再生 ネジ山修復リペアキット ネジ穴修正セット (M6) 」は、M6用のネジ穴再生キットでした。

 なので、ネジ穴再生した部分だけは、M6のネジを使う羽目になりました(>_<)

次回予告

 今回は、これで終了といたしますm(_ _)m

 えっ、

 もへちゃん、「②胴体部分が少しだけ出てるネジ」は?

もへちゃん
もへちゃん

 あっ、やっぱり気になりますか?(^^;)

 3本のネジが正常に戻ったので、「②胴体部分が少しだけ出てるネジ」の1本くらい、放置することにしたのです…m(_ _)m

 次回はついに、「2本目の駐車場の埋め込み式ポール修理」最終回です(^^)/

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