はじめに

昭和初期のトンビコートを補修するに当たり、参考にしたのは

こちらです。
しかし、このページの主さんともへちゃんの最大の違いは、上級者か、ほぼ初心者かってこと。
型紙をとらず、裏地の生地を切り取る方法は、真似したくてもとても真似できませんでした。
そこでもへちゃんはどうしたか?
昭和初期のトンビコート再生化④、はじまりはじまり~
昭和初期のトンビコート再生④「型紙、接着芯」
裏地ビリビリのトンビコートに新しい裏地を付けることにしました。
前回のブログで書いた「どんでん返し」をするためには、まず裏地を縫って服みたいにする必要があるとのこと。
参考にしているブログの方は、コートを裏返しに置いて、その上に裏地を置き、まち針でピン付けして、カットされてました。

なるべくシワができないように、置いてみましたが…
これに裏地用の生地をのせて、上からピン付けなんて、もへちゃんにはとても無理です(>_<)
初心者がDIYで成功するコツ「ドジでのろまなカメ!」
以前、車のタイヤケースを小物入れに作り替えたことがありました。
いずれ報告しますね(^^)、自信作なのです(^^)/
その際に、プロだと30分くらいで終わるであろう作業を、初心者のもへちゃんは1週間くらいかけて黙々とやり抜くことで、プロと同等の結果を得られるという経験をしました。
そう、初心者のDIYは、ウサギでは無く、ドジでのろまなカメでいいのです!

そこで、参考にしたブログの方法ではなく、カメのようにゆっくりすすむ「裏地付けもまず型紙をとる」ことにしました。
型紙とり
型紙は、100円ショップの「園芸用不織布シート」を使いました。
スケスケ具合がちょうどよく、しかも110円(税込み)で1.35m✕2mの大きさがあるのでどれだけ失敗しても平気なのです(^^)




本当なら鉛筆とか使うのでしょうか?
マジックを使ったので、指先が黒くなってしまいました(>_<)
接着芯
接着芯とはアイロンの熱で布に貼りつけることで、張りを持たせたり、型くずれを防いでくれるそうです。
また補強もしてくれるらしいので、とことん古着であるトンビコート全体に接着芯を貼ることにしました。
そして嬉しいことに、この接着芯、100円ショップにもあるんです!

ただし、100円ショップの接着芯は、洗濯するとヤバいらしいです。
接着力がそんなに強くないみたいです。
でも、昭和初期のトンビコートは、つい先日丸洗いしたばかり。
もしかしたら80年ぶりに洗われたのかもしれません。
補修が終わったら防水スプレーするつもりだし、今後数十年は丸洗いする予定もないので、100円ショップの接着芯でOKです!
型紙に合わせて接着芯をカット
この画像は、型紙の上に接着芯を置いて、マジックで大きさを書いているところです。
接着芯は、裏地の下になりますので、マジックの線が見えても平気なのです。

当て布をして10~15秒アイロンかけ


- アイロンは中温です
- 当て布(もへちゃんは手ぬぐいを使いました)をあて、アイロンを10~15秒押しつけます
- アイロンをすぐ横にずらし、また10~15秒
- 2~3を繰り返し
あっ、100円ショップの接着芯は75cm✕100cmの大きさなので、背中なんかだと大きさが足りません。
でも1枚の接着芯で覆う必要はないのだそうです。
なのでこんなになりました ↓

地道な作業です。
だから、接着芯貼り付け作業は、1日で終わらせたわけではなく、何日もかけて少しずつとりくみました。
おわりに

前回のブログで、今後の方針として
- 襟の補修で、全体のイメージトレーニング
- 型紙とり
- 裏地切り
- 裏地縫い
- 裾等の補修
- コートと裏地を縫い付け
- どんでん返し
- 脇をバイアステープ
- 裾を閉じる
としましたが、さっそく「襟の補修」を飛ばしてしまいました。
なんだか難しそうだったからです。
簡単そうな「型紙とり」を先にしちゃいました。
そして、ついでに「接着芯」もつけてみました。
計画性がないと言ってしまえば、確かにそのとおりなのですが、紆余曲折することで、新たなことを憶えられます。
だって、もへちゃんは、裁縫についてほぼ何も知らないのですから。
知らないことを知るってとても楽しいものです。
だから紆余曲折も楽しめます(^o^)
また、今回必要だった型紙も接着芯も100円ショップで手に入れることができました。
こんなことも初めて知りました。
裁縫初心者のもへちゃんにとって、100円ショップは大きな味方です(^^)/
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