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昭和初期のトンビコート再生⑥「裏地付け替え?いや、裏地付け」

服飾
そーっと着てみました

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 昭和初期のトンビコートの再生のため、いろんなブログやホームページを見て、ゆっくりゆっくりとりくみました。

 その中で、「コートは裏地があることによってより温かくなる上に、コート自体の生地を身体と摩擦するダメージから守ってくれます」という1文を見て、裏地を付けることを決意しました。

 いや「付ける」というよりは「付け替え」になるのかな?

 元々ある裏地は背中の途中までしかありませんでした。

 しかもビリビリ(T_T)

 なので「付け替え」というより「1から付ける」って感じになりました。

 では、昭和初期のトンビコート再生・第6回目「裏地付け」はじまりはじまり~

昭和初期のトンビコート再生⑥「裏地付け」

 もともと付いていた裏地はこんな状態でした。

ビリビリ(T_T)

 参考にしていたこちらのページで、

コート裏地の作り方と付け方を紹介!簡単ミシンでDIY
コートは裏地があることによってより温かくなる上に、コート自体の生地を身体と摩擦するダメージから守ってくれます。しかしもし店頭で見かけた理想のコートに裏地が無かったとしたら、あなたならどうしますか?そのコートを諦めるでしょうか?あるいは修繕屋...

コートは裏地があることによってより温かくなる上に、コート自体の生地を身体と摩擦するダメージから守ってくれます

というのを見つけ、裏地を付けることを決意しました。

裏地ってどれくらいいるの?

 なんてったって裁縫超初心者のもへちゃんですから、「裏地を付けよう」と決意したものの、裏地ってどれくらいいるのかわかりません。

 持っているコートを見ると、ツヤツヤの生地だってことはわかりました。

 近所の手芸屋さんに行くと、けっこう高い(>_<)

 そこで、オークションを探してみることにしました。

 最初に落札したのは、これです。

着物の長襦袢

裏地候補その1「長襦袢」

 そう、着物の長襦袢です。

 本当は虎とか龍とかの模様が付いてるのを欲しかったのですが、安く落札できそうにもなかったので、ちょっとだけかわいいチェック模様の長襦袢をゲットしました。

 なぜ長襦袢?

 なぜ長襦袢かと言うと、すでに服の形になっているので、ちょっとだけ切ればピッタリになると思ったからです。

 届いて、手洗いして、分解して、型紙を置いてみて…

 全然足りないことに愕然としました(>_<)

 第1候補、没です…

裏地候補その2「タフタキルト」

 長襦袢をあきらめ、またネットで探してたどりついたのが「タフタキルト」です。

 今度はオークションではなく、手芸屋さんのネットショップで特売していたのを見つけました。

タフタキルト

 125cm幅と書いていたので、頼む前に型紙を床に並べてみて、3m分あればギリギリ足りると考えました。

 届いたキルトを見て、暖かそうで満足したのですが…

もへちゃんは、冬はかなり厚着なんです(>_<) 

 寒いのが苦手なもへちゃんは、冬は厚着なのです。

 「ヒートテック1枚の上に、トンビコートを着るだけ」なんてとても考えられません。

 長袖のシャツ+ヒートテックのハイネック+厚手のセーター+トンビコート

 そうなるはずです。

 すると、キルトの裏地だとキツキツになりそうなのです。

 トンビコートの内側のチョッキみたいな部分は、そんなにゆったりじゃなかったからです。

 また、同時期にオークションで古いマントを落札したこともあり、タフタキルトはマントに使うことにしました。

 第2候補、没です(>_<)

裏地候補その3「キュプラ」

 長襦袢は丸々無駄になり、タフタキルトはマント行き。

 またまた裏地探しのネットサーフィン。

 今度はメルカリで、キュプラの裏地を量り売りしてくれる方を見つけました。

 落札した後で、メールで必要な長さを伝えると、その分送ってくれるんです。

 はぁ、よく考えてる(^^)

 そこでいそいそと3m分を頼みました。

キュプラ
痛恨のミス

 ここでもへちゃんはミスをしました。

 生地幅92cmと書かれていたことを見落としていたのです。

 タフタキルトの場合、幅は125cmだったから、3mでギリギリ足りると判断したのです。

 92cm幅だと当然足りません。

 裏地を付けていく作業の後半になって、そのことに気づきました(>_<)

拾う神(^^)

 困った私は、メルカリで落札した方に「まだありますか」と連絡をとると、快く分けてくださるとのこと。

 ありがたや~ありがたや~

 ギリギリだとまた迷惑かけそうだったので、2m分注文しました。

裏地装着

 あとは、送られてきた裏地には折り跡があるのでアイロンをかけ、型紙に合わせて裏地を切り、ミシンで縫い付けるだけです。

なかなか折り目はなくなりません
切る時はドキドキ

 裏地を切った後の作業は熱中していて、画像をまったく撮ってませんでしたm(_ _)m

 毎日、少しずつ少しずつとりくみました。

 最初に知って実験までした「どんでん返し」は、コート自体をほぼ分解したため、結局使いませんでした。

そーっと着てみました

 裏地を付け、そーっと着てみました。

 まだ裾を閉じてないし、襟も付けてませんが、出来上がりが近づいたようで嬉しかったです(^o^)

そーっと着てみました

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

 最初に考えた行程表で今回の段階までチェックすると次のようになります。

行程表の確認

  1. 襟の補修で、全体のイメージトレーニング
  2. 型紙とり
  3. 裏地切り
  4. 裏地縫い
  5. 裾等の補修
  6. コートと裏地を縫い付け
  7. どんでん返し
  8. 脇をバイアステープ
  9. 裾を閉じる

 しかしこれらのほかに「襟付け」「ハンガーループ取り替え」「ボタン付け」をしなければなりません。

 そこで行程表ver2に訂正します。

行程表ver2

  1. 襟の補修で、全体のイメージトレーニング
  2. 型紙とり
  3. 裏地切り
  4. 裏地縫い
  5. 裾等の補修
  6. コートと裏地を縫い付け
  7. どんでん返し
  8. 脇をバイアステープ
  9. 襟付け
  10. ハンガーループ取り替え
  11. 裾を閉じる
  12. ボタン付け

 でも、あと一息です(^^)/

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