なぜとりくんだか?
もへちゃんは、今まで様々な工作をしてきました。
その中で

これだっ!
と思った3点を、世に出したいと思い始めました。
ネットで「アイデア 募集」という言葉で検索してみました。
いくつか候補がありましたが、福岡にある発明商品化協会に相談した際

ネットの応募は、アイデアを盗まれないように、ちゃんと対策しなきゃ
と言われ、応募規定に
- 特許などの出願、未出願を問わず、本発明展に応募できます
- 出願せず応募する場合も考慮し、審査に参加する全協賛企業と、秘密保持契約書を交わしております
と明記していた発明学会の「身近なヒント発明展」に応募することにしました。
また、一度は実用新案の書類を作成しましたが、発明商品化協会の方のアドバイスもあって「公証人による確定日付の付与」という方法で、権利対策することにしました。
「公証人による確定日付の付与」の書類作成については、以前、ブログで書きました ↓
さて、無事、公証人による確定日付を付与してもらったもへちゃん。
次にすべきは、「身近なヒント発明展」の応募用紙作成です!
応募用紙取り寄せ
発明学会のホームページの「身近なヒント発明展」のコンクール申込用紙フォームから、身近なヒント展応募用紙セット(1000円)を申し込みました。
数日後、届いたのがこちらです。
入っていたもの





応募用紙作成(左半分)
「身近なヒント発明展」の応募用紙は、A3サイズ2つ折りです。

審査時間1.6分!?

書き始める前に、同封されていた「身近なヒント発明展 応募用紙の書き方 作成要項」を読んでびっくり!
なんて書かれていたかというと…
ご存じでしたか?
コンクール応募用紙1枚の審査時間は、たった「1.6分」なんです!
どういうことかというと
協賛企業の審査は、1日5時間、2日間で合計約10時間かけて行われます。
(中略)
近年の「身近なヒント発明展」には、約1000件の応募があります。
つまり、1000件を600分で割ると、協賛企業の審査員は、応募用紙1枚あたり、計算上1.6分(96秒)しか審査に掛けることができないということになるのです。
一次審査に合格し、上位約100点の、会場に展示されるノミネート作品に選ばれるためには「わずか2分足らずの時間で、目的・効果・商品のおもしろさ・作品外観などが、パッと見てわかる応募用紙」を作成することが重要なポイントになります。
発明学会主催 身近なヒント発明展 応募用紙の書き方 作成要領より引用
応募用紙を書く(左側)…パッと一目で見てわかる文章
応募用紙の左側の上部は
- 住所
- 氏名
- TEL.
等なので、なんてことないのですが…。
その下に大きく広がる「アイデアの図面(説明図)」


ここの出来が、合否を分けるに違いない(^^;)
「身近なヒント発明展 応募用紙の書き方 作成要項」には
応募者の中には、特許出願書類を貼り付ける方がいらっしゃいますが、全くの無意味。
発明学会主催 身近なヒント発明展 応募用紙の書き方 作成要領より引用
と書かれています。
すなわち、文章だけで説明した応募用紙より、写真やイラストを使って、パッと一目見ただけで「どんな形なのか」「どのように使うのか」がわかる応募用紙の方がいいわけです。
「実用新案」と「確定日付の付与」の申請
もへちゃんは、
- 実用新案の書類
- 確定日付の付与
の両方の申請書を書いたからわかるのですが、特許や実用新案の申請書というのは、論理的な文章を求められるし、独特の言い回しがあります。
パッと一目で見てわかる文章ではありません(>_<)
一方、確定日付の付与の方は、簡単に言ってしまえば「取扱説明書」です。
取扱説明書ですから、写真やイラストを入れ、わかりやすい文章で書く必要があります。
そして、公証人により、その「取扱説明書」が

◯◯◯◯年◯月◯日に、この取扱説明書が存在しました
と証明してもらうものです。
なので、「身近なヒント発明展の応募用紙」の左半分を書くにあたり、もへちゃんは「確定日付の付与」の申請書を流用できて、楽ちんでした(^^)
応募用紙(左側)の実物


アイデアの保護の為、こんな画像しか載せらず、ごめんなさいm(_ _)m
A4サイズの3/4ほどのスペースに、写真を16枚入れてます。
- 発明品の全体写真…2枚
- 使い方の手順ごとの写真…9枚
- 結果がわかる写真…5枚
「3.結果がわかる写真」は、5コマ漫画のように順番を書き込み、吹き出しを入れました。
また、アンダーラインや枠、文字の色を変えたり大きさを変えたりして、見やすい文面を意識しました。
次回予告
A3サイズの応募用紙の右半分には、「詳細な説明」を書く欄があります。
右半分の書き方や、送り方については、次回のお楽しみといたしますm(_ _)m
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