オートディスペンサーの漏れを修理(前編)

ビジネスグッズ

なぜとりくんだか

 もへちゃんが勤務しているところには、新型コロナ対策として、オートディスペンサーが10台ほどあります。

 オートディスペンサーというのは、こんなの ↓ です。

 手をかざすとアルコールが噴き出し、手を除菌できる「あれ」です。

 しかし、使っているうちに、底部分の白と透明の境目から、アルコールが漏れてきました。

満タンにして10日放置してみると…約半分減りました(>_<)

 1台くらいなら

もへちゃん
もへちゃん

 まぁ仕方ないか(^^;)

ですんだでしょうが、現在漏れているのは6台!

もへちゃん
もへちゃん

 10台のうち6台!

 あんまりやろ (`A´)

 ちなみに、同じと思われる商品は、「タンク1個おまけ」として今でもネットショップで売られてました。

もへちゃん
もへちゃん

 クレームがたくさん来たんだろうなぁ。

 うちも10台のうち、漏れたのが6台だもんなぁ。

 さらに、ネットで替えタンクを探してみると、あるにはあったのですが…

もへちゃん
もへちゃん

 「替えタンク500円」

 まぁ妥当な金額かな。

 けど「送料800円」って…(>_<)

 そんなもん、買うかぁ(`A´)

 もへちゃんの工作力でなんとかすることにしました!

オートディスペンサーの漏れを修理しよう①

作戦①「漏れ箇所をふさごう」…グルーガン・木工用ボンド・ビニールテープ

 まず、単純に漏れてる箇所をふさごうとしました。

 手元にあったグルーガン、木工用ボンド、ビニールテープを使ってみました。

 木工用ボンドは指に付けた後、漏れてる箇所の内側に塗りつけました。

 グルーガンは、溶かしたホットメルト接着剤を手袋の指に付けた後、漏れてる箇所の内側に塗りつけ、さらに外側からも塗りつけました。

 ビニールテープは、外側に、引っ張り気味で貼り付けました。

結果は

  • グルーガン…3時間後に漏れ始めました
  • 木工用ボンド…1日後に漏れていることがわかりました
  • ビニールテープを巻く…3日後に漏れていることがわかりました
グルーガン 3時間後…ホットメルト接着剤がフニャフニャになってました

 漏れ箇所をうまくふさげなかったのもあるでしょうが、中身のアルコールの影響か、グルーガンや木工用ボンドは軟化してたし、ビニールテープは粘着力が減少してました(T_T)

もへちゃん
もへちゃん

 「浴槽の目地用補修剤」だったらよかったのでしょうか?

 けれどもへちゃんは、「グルーガン・木工用ボンド・ビニールテープ」の失敗から、漏れ箇所をふさぐのは難しいと判断し、次の方法を考えることにしました。

作戦②「タンク内に袋を増設」…ブラスチック手袋・天然ゴム手袋

 もへちゃんは、行き詰まった時に「発想の転換」で乗り越えた経験をたくさん持ってます。

 そこで「漏れ箇所をふさぐ」のではなく、「タンク内に袋を増設」してみようと考えました。

 最初に思いついたのは「コンドーム」(笑)

 でも、身近になかったので(笑)、似たようなものとしてゴム手袋を使ってみることにしました。

プラスチック手袋で内袋①

 使ったのは、普段、除菌作業を行う際に使っているプラスチック手袋です。

手袋の内袋化 作業手順
指の根元を固結び
5本の指全部固結び
チョキチョキ
内袋のできあがり(^^)
タンク内に袋を設置
除菌用アルコールを袋内にためる
内蓋をセットすることで内袋を固定
プラスチック手袋 内袋化① 実験結果

 2週間ほど経った頃、内部に液体が溜まっているのに気づきました。

 この原因は、手袋の指部分の結び目が緩く、切り取った指先部分から漏れたと考えられます。

プラスチック手袋で内袋②

 そこで改めて「プラスチック手袋で内袋②」を作りました。

 もちろん「プラスチック手袋で内袋②」では、手袋の指を結んだ後、切り取ることをやめました。

プラスチック手袋で内袋② 実験結果

 1ヶ月様子を見ました。

もへちゃん
もへちゃん

 漏れることは、ありませんでした(^^)

 「めでたし、めでたし」…と思っていたのですが(^^;)

 ある日、使用されて減った分のアルコール除菌液を補充しようとした際、タンク上部にプラスチック手袋がカサカサになっていることに気づきました。

 調べると

 プラスチック手袋の成分である「PVC(ポリ塩化ビニル)」は、アルコールに分解されやすい

ってことがわかりました(>_<)

天然ゴム手袋で内袋

 PVCだけでなく、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アクリル、PS(ポリスチレン)なんかも、アルコール耐性がないそうです。

 ちなみにPVCも、硬質ポリ塩化ビニルならばアルコール耐性はあるそうです。

 とりあえず、アルコール使用可能で身近なものを探してみると、「天然ゴム」というのを見つけました。

もへちゃん
もへちゃん

 天然ゴム!

 ならば100均でも天然のゴム手袋、ありそうじゃん!

 探してみると、DAISOの大型店で天然ゴムの手袋を見つけました。

 作業手順は、プラスチック手袋で内袋を作った時と同じです。

天然ゴム手袋で内袋 実験結果

 1ヶ月経っても、漏れはなく、プラスチック手袋のようにカサカサにもなってませんでした。

できばえは

 「100均の天然ゴム手袋で、内袋を作る」作戦は、見事成功でした。

 実際、もへちゃんは4台ほど、このやり方で職場のオートディスペンサーを修理しました。

 しかし…

もへちゃん
もへちゃん

 タンク内に、天然ゴム手袋で内袋を増設すると、見た目がよくないんです(>_<)

 また、アルコール除菌液の減りもわかりにくくなりました。

 もっといい方法ないのかなぁ…

もへちゃん
もへちゃん

 あるんです!

 またもや「発想の転換」で、別のやり方を思いつき、さっそく制作してみました(^o^)

 次回(2021/12/5 日)に報告いたします。

 乞うご期待(^^)/

 

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