欲しかったのはトンビコートでなく、マントだった
金田一耕助のようなコートがほしくなったもへちゃん。
古い黒のトンビコートをオークションで安価で落札し、洗濯→補修→裏地付けしました。
このことは、8回に渡ってこのブログで紹介しています。
先日、北風が吹く寒い日に、このトンビコートを着て、自作の黒のチューリップハットをかぶって、天神(福岡市の繁華街)に行ってきました(^^)
しかし、ある日、たまたま放映されていた古谷一行さん主演の金田一耕助シリーズの映画を見ていると
金田一が着てるのは、トンビコートではなくて、マントじゃん(T_T)
そこで、新たに古いマントをオークションで落札し、「古いマント再生」がスタートしました。
シミ抜きって化学だ
前回(洗い)の復習
浴槽にぬるま湯を貯め、エマール(おしゃれ着洗い用洗剤)で
つけ置き洗い→ゆすり洗い・押し洗い→すすぎ
を繰り返すこと5回。
これで「洗い」の課程は終了です。
この後、黒いトンビコート再生化の時にはなかった「シミ抜き」を行います。
こんな感じのシミが、広範囲にわたって数カ所ありました。
古いマントだし、このシミが血液なのか、油なのか、もちろんわかりません。
準備したもの
- シミ抜き大作戦①…エマール
- シミ抜き大作戦②…頑固なシミ用ワイドハイターEXパワー
- シミ抜き大作戦③…セスキ、酸素系漂白剤、ドライヤー、クエン酸
- シミ抜き大作戦④…魔法水(食器用中性洗剤3滴、衣類用酸素系液体漂白剤小さじ3杯、重曹小さじ1杯)
- シミ抜き大作戦⑤…台所洗剤、過酸化ナトリウム、スチームアイロン
シミ抜き大作戦
シミ抜き大作戦①「エマール直塗り」
シミ抜き大作戦その①は「エマール直塗り」です。
一番単純な方法で、これでシミ抜きできれば超ラッキーです(^^)
いい感じかな?
と思ったのですが、ぜんぜんとれてませんでした(T_T)
結論…エマール直塗り✕
シミ抜き大作戦②…「頑固なシミ用ワイドハイターEXパワー」
たまたま近所のAEONに買い物に行った際、見つけたのが「頑固なシミ用ワイドハイターEXパワー」です。
ネットで検索してとりくんでいる今回の「シミ抜き大作戦」では、「頑固なシミ用ワイドハイターE Xパワー」は、予定してませんでした。
しかし、商品のネーミングや「食べこぼしや汁ジミまでディープクレンジング」という商品コピーに、もへちゃんの直感が
これはよさそう!!
と叫びました。
もちろん即買いです(^^)
思いっきり、衝動買いです。
風呂場での「洗い」→「エマール直塗り」に引き続き、シミ抜き大作戦②スタートです。
「エマール直塗り」では効果がでなかったシミに、「頑固なシミ用ワイドハイターE Xパワー」をスプレーし、歯ブラシでゴシゴシ
ダメです。
ほとんど変化なしです(T_T)
結論…頑固なシミ用ワイドハイターE Xパワー ✕
もへちゃんの直感は、信用できませんでした(T_T)
いや、それより「商品のコピー」が優れていたというべきか…
シミ抜き大作戦③「セスキ+酸素系漂白剤→ドライヤーで加熱」
「セスキ」とは「セスキ炭酸ソーダ」の略です。
100円ショップにも売っているアルカリ性のクリーナーです。
まず、セスキと酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜた自家製シミ抜き剤を作ります。
次に、自家製シミ抜き剤を歯ブラシにつけ、シミの上でトントンします。
ドライヤーで加熱します。
最後に、クエン酸を混ぜたぬるま湯に漬け、自家製漂白剤のアルカリ性を中和します。
シミ抜き大作戦④、⑤
水を吸ったマント(ほぼ毛布)をクエン酸で中和した後、シミ抜き大作戦④、⑤の予定でしたが、ここまでで体力も使ったし、時間もかなりかかってしまいました。
ふぅ~、疲れたぁ
そこで
- シミ抜き大作戦④「魔法水(食器用中性洗剤3滴、衣類用酸素系液体漂白剤小さじ3杯、重曹小さじ1杯)」
- シミ抜き大作戦⑤「台所洗剤、過酸化ナトリウム、スチームアイロン」
は、次回に持ち越すことにしました。
疲れても、すすぎはちゃんとしなきゃ
シミ抜き作業に疲れましたが、すすぎはちゃんとしなければなりません。
ハミングを入れて、つけ置き&すすぎを行いました。
乾燥
とりあえず完全に乾くまで干して、様子を見ることにしました。
シミ抜き大作戦③の結果
3日間乾燥して、マントをチェックしてみました。
ほんの少しだけシミが薄くなったような…
でも、まだまだ目立つ(T_T)
結論…かなり苦労したのに、イマイチだった
シミ抜きって化学だ
シミ抜き大作戦③「セスキ、酸素系漂白剤、ドライヤー、クエン酸」で、ドライヤーを用いて熱を加えるのは、酸素系漂白剤による化学反応を促進させるためです。
とても魅力的なキャッチコピーだった「頑固なシミ用ワイドハイターE Xパワー」より、シミ抜き大作戦③の方が優れていたのは、化学反応したてだったからと予想されます。
シミ抜きって化学だぁぁ
- シミ抜き大作戦④…魔法水(食器用中性洗剤3滴、衣類用酸素系液体漂白剤小さじ3杯、重曹小さじ1杯)
- シミ抜き大作戦⑤…台所洗剤、過酸化ナトリウム、スチームアイロン
は、直前に混ぜる(その場で化学反応させる)作戦なので、なお効きそうです(^^)
今後は
シミ抜き作戦は
乾燥が終わったマントのシミをチェックしながら、
日の下で見ると、やっぱりカーキ色、すなわち土の色やなぁ。
白っぽいと思って落札したんやけどなー😢
やはり染めるか脱色するしかありません。
いろいろ検索してみて、
- ジーンズ染めQホワイト
なんかが良さそうです。
染めQなら、車のシートを染めたこともあるし(^^)
ここで、ふと気づいてしまいました。
染めるんなら、シミ抜きに全力を注ぐ必要もないじゃん。
そこで、シミ抜き大作戦④、⑤は中止しました。
染めるとしたら
検索の結果、「ジーンズ染めQホワイト」以外の候補は
- ダイロン プレミアムダイ オーシャンブルー
くらいでした。
ダイロン プレミアムダイは、40℃のお湯で手軽に染められる染料です。
けれど、ダイロン プレミアムダイに、白色はありませんでした(T_T)
薄い空色の「チャイナブルー」だと、マントのカーキ色にチャイナブルーを足しても、思うような色になりそうもありません。
そこで、いっそのこと青っぽくすると考えて、「オーシャンブルー」の選択を考えてみました。
しかもダイロンのホームページで、オーシャンブルー3袋で1100円というアウトレット価格で売っていました。
3袋のを3セット買えば、ブルー染めは可能かなー。
1100円✕3セット=3300円
さらにカラーストップ385円×2袋=770円
そして送料1375円
計 5445円
結構かかる😢
でも、やっぱり白がいいなぁ
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