PR
スポンサーリンク

昭和初期のトンビコート再生最終回「裾とじとボタンホール・ボタン付け」

服飾

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 長く楽しんできた「昭和初期のトンビコート再生」がついに今回でできあがりです(^o^)

 裁縫初心者のもへちゃんでしたが、インターネット検索のおかげてなんとかやれました。

 あ~早く冬にならんかなぁ(現在6月、30度超え 笑)

 では、昭和初期のトンビコート再生・最終回「裾とじとボタンホール・ボタン付け」はじまりはじまり~

昭和初期のトンビコート再生⑧「裾とじとボタンホール・ボタン付け」

「スタートに戻る」は免れた(^o^)

 前回のブログで、首の付け根から背中にかけてピリリと裂け、あわや「スタートに戻る」かと思ったってことを紹介しました。

 しかし、裂けたのは5cmほどだったので、補修で済みました。

 いよいよゴールに向かってまっしぐらです!

裾の処理

 元々は、裏地自体がちょっとしか付いてなく、裾は折り返してミシンで縫ってるだけでした。

 一念発起して全体に裏地を付けたので、裾を処理しなければなりません。

最初の計画では、まつり縫いのはずが…

 計画段階では「まつり縫い」をするつもりでした。

 裾の処理は一番最後でしたが、一足早く襟を付ける際に、まつり縫いに初挑戦しました!

 黒いコート・黒い襟に黒い糸でまつり縫いするのですから、少々へたくそでも問題ありませんでした。

 ただ、時間がかかりました(^^;)

 そして裾の処理…

裾の処理のため、まち針でしつけ中
マント部の裾

 まち針で、裏地を折り込んで固定してみると、思った以上に長い。

 マント部も同様に、長い…

 襟はせいぜい30cmほどだったので、「初めてのまつり縫い」をやり通せたのですが…

 「めんどくさいなぁ。見た目がよければいいじゃん」ということで、あっさり「まつり縫い」をあきらめ、ミシンで縫うだけにしました。

 自分のために作っているのだから、いいですよね(笑)

 裾の処理は、まつり縫いではなく、ミシンをかけるだけにしたので、あっという間に終わりました。

 この際、ミシンをかけながら、まち針を外すというテクニックに目覚めました(^^)

ボタンホール修正

 トンビコートをオークションで入手した当初は、ボタンホールも当然のごとく、裂けていました。

最初の頃の画像です。だから元の裏地(黒)です。
ボタンホールはビリビリ

 裂けたところは、補修布で補強した後、手縫いでさらに補強しました。

ミシンの機能で「ボタンホール」というのを見つけました

 手縫いでボタンホールを修正するために参考にしたブログはこちらです。

解説!手縫いで作る「ボタンホール」の縫い方、ウエストゴム替えにも
ミシンがなかったり、持っていても出すのが面倒だったりすると、手縫いで済ませたいことも多いですね。今回は、手縫いで作るボタンホールの縫い方をご紹介します。難しいと思われがちなボタンホールですが、「ブランケットステッチ」を使ったやさしい縫い方と...

 「手軽にできるブランケットステッチ」というのを見ながら、見よう見まねで挑戦!

 しかしあんまり綺麗にできませんでした。

 そこで、他の方法ないかなぁと考えていると、インターネット上で見ていたうちのミシンの取扱説明書に「ボタンホール作り」というのを見つけました。

 ボタンホール用のアタッチメントは標準装備だったので、持ってました。

 ボタンをアタッチメントに挟んで、ミシンをスタートさせると自動的にボタンホールを縫ってくれるとのこと。

 すごい時代です。

 やってみたのがこちらです。

 ただし、本来ならばこの方法は、まだボタンホールがない布に行い、その後、真ん中を切り裂いて穴を作ります。

 すでにボタンホールが開いてる布でやる技ではなさそうです。

 たまたま1つめが成功したので、調子に乗って2つめ、3つめ…

 3つめで、元々のの穴とかなりずれてしまいました。

 2度3度と挑戦しましたが、うまくいきません。

 結局、手縫いで「ブランケットステッチ」をする羽目になりました。

手縫いで「ブランケットステッチ」…ガタガタだぁぁぁ

 その後もまず「ミシンでボタンホール」を試して、うまくいかなければ「手縫いでブランケットステッチ」を試みました。

ボタン付け

 元々付いていたプラスチック(80年前のコートにプラスチック製のボタンなんか使われてるだろうかと疑問も湧きましたが…)製のボタンは黒でした。

 せっかく再生するのだから、かっこいいボタンにしようと100円ショップで見つけてきたのがこちらです。

 ただし、商品名には「コンチョボタン」とありました。

 どうも飾り用のボタンらしく、実用性はイマイチ、いやイマニ、イマサンです。

 しかし、ここでも「自分用だから、かっこよければいいや(^^)」と判断しました。

補強用に、裏にも小さいボタン

 ちなみにボタンを付ける際、裏に小さいボタンを付けました。

 襟が裂けたことで、布自体にダメージが蓄積されてると思われたからです。

 100円ショップの手芸コーナーに行くと…

 ありました!イメージぴったりの小さなボタンが(^^)

ミッキーの裏ボタン、見覚えありますか?

 なぜ「イメージぴったり」かというと、かぎ裂きを補修した際に使ったアップリケがミッキーだったからです。

 昭和初期のトンビコート再生②で、報告した「あれ」です。

 ねっ、ぴったりでしょ(^o^)

いよいよゴール(^^)/

 できあがりました(^^)/

 冬が待ち遠しいです。

 ただ、もへちゃんが住んでるのは九州なので、年に何回着るのやら(笑)

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

 8回に渡って、昭和初期のトンビコート再生をお送りしました。

 裁縫・超初心者のもへちゃんでしたが、今の時代、わからないことは検索すればなんとかなりました。

 ありがたいことです(^^)

 実は、このトンビコートを再生している間に、「昭和初期のマント」ってのをオークションで落札してしまいました。

 トンビコートが黒だったので、白いマントがあるといいなと思って落札したのですが…。

 届いたマントは「カーキ色」でした(T_T)

 商品説明に「カーキ色」って書いてあるのは読んだのですが…。

 画像を見ると白っぽかったから…

 今から考えると、商品画像は青の背景にカーキ色のマントだったで、白っぽく見えたのでしょう。

 マントの再生化については、いずれ書こうと思います。

 次回からは、季節柄というか、新型コロナウイルス感染症の今に役立つ「手ぬぐいマスク」について報告したいと思いますm(_ _)m

コメント

タイトルとURLをコピーしました