前回までは
金田一耕助が着てるようなコートが欲しくて、黒いトンビコートをヤフオクで落札し、補修して、もへちゃんの満足感は満たされてました。
しかし、テレビで久々に古谷一行さん主演の「金田一耕助シリーズ」を見ていて
金田一が来ているのは、トンビコートのように見えるけど、実はマントじゃん(>_<)
そう気づいたもへちゃんは、またもやヤフオクで古いマントを落札しました。
どうせなら、黒のトンビコートと対になるよう、白いマントがいいな(^^)
落札して届いたマントは、カーキ色(土の色)でした(T_T)
オークションの画像では、青地の上にマントが置いてあったので、カーキ色が白っぽく見えたわけです。
そこで、カーキ色のマントを白のマントに染めちゃう日々がスタートしました。
このブログの前回までで、
を報告しました。
今回は、裏地付けについて報告したいと思います。
型紙→接着芯→裏地
型紙とり
マントの型紙なんて、もへちゃんは持ってません(^^;)
それに持っていたとしても、昭和初期のマントにピッタリな型紙だとは思えません。
ここは、実物に合わせて、型紙をとるしかありません。
トンビコートの際に用いた100円ショップの「園芸用不織布シート」を使います。
と言っても、トンビコートの際は左前身頃とか、右前身頃とか、背中部とか、マント部とか…いろんなパーツに分かれてましたが、マントは楽勝です。
だって、ほぼ巨大な扇形ですから(^^)
一応「右前」「左前」「背中」の3つの型紙をとりました。
接着芯貼り
接着芯とは、アイロンの熱で布に貼りつけることで、張りを持たせたり、型くずれを防いでくれるものです。
また、補強もしてくれます。
黒のトンビコートは傷みがけっこうあったので、接着芯を貼ることに迷いはありませんでした。
カーキ色のマントの生地は、ほぼ毛布です(笑)
だから、生地的にはとてもしっかりしてます。
どうしようかな~?
しばらく迷いましたが、接着芯は100円ショップにあるってことを知ってるもへちゃんは、
「型崩れしにくくなる」ってネットに書いてるし、付けちゃおう。
と決意しました。
型紙より一回り大きく、接着芯を切り取り、継ぎ目は重なるようにアイロンがけしました。
接着芯の張り方等は、「昭和初期のトンビコート再生④『型紙とり、接着芯』」で報告済みなので割愛します。
知りたい方はこちらへどうぞ ↓
接着芯には「両面接着タイプ」というのもあるそうです。
ただし、「片面タイプ」に比べると難易度がupするらしいので、今回はパスします(^^;)
接着芯を貼る前に気づいたハードル
実は、接着芯を貼る前にちょっと困ったことに気づきました。
マントの前面に、手を出す部分があるのです。
次の画像で、手を出している所です ↓
そのまま接着芯を付けちゃうと、この穴が使えなくなります。
そこで、ここに穴を開ける必要が出てきました。
マントの裏側を見ると当て布みたいなのが、かなりガッツリ取り付けられてました。
ドキドキしながらほどいて、接着芯をやっと付けることができました。
裏地付け
裏地には、トンビコートに最初付けようとしてやめたタフタキルトの生地を流用します。
毛布のようなマントの生地+タフタキルトの裏地!
もへちゃんが住む九州で使うことがあるかな?
と脳裏をよぎりましたが、子どもの頃に入っていたボーイスカウト風に言えば
そなえよつねに
です。
すっごく寒い日があるかもしれません。
そこで、裏地付けスタートです!
型紙より大きめに裏地を切る
まずは、型紙に合わせて(型紙より大きめに)裏地にラインをひきます。
チャコペンシルを使うべきかもしれませんが、豪快に水性ペンでエイッ
ザクザクカットした3つのパーツ「右前」「背中」「左前」をつなぎます。
すると、下の画像のように巨大な扇形の裏地(って言ってもこの画像からはわからないですね(^^;))ができあがり!
襟と裾への取り付けは後回しにして、裏地を取り付けます。
と言っても、襟と裾以外で縫うのは、前中心のみ(黄色で囲った部分)です。
この黄色の部分は、本来ならまつり縫いすべきですが…
いずれ白色に染める予定なので、白糸でミシンをかけちゃいます。
ポケット穴の部分の当て布も、ミシンでダダダッ
自分が着るマントなので、超いい加減ですがOKです(^^)
こんな感じになりました(^^)
今後
今後は
- ハンガーループを取り替えて
- 裾や襟をとじて
- 白に染めたら
できあがりです。
トンビコートに比べると早い!
と、この時はそう思ってました。
この時までは…ね(^^;)
そなえよつねに
さて、文中にあった「備えよ常に」とは、ボーイスカウトのモットーです。
いずれ来るであろう寒波が、今まさに襲来中
いずれ来るであろう寒波が、今まさに(2021年1月8~10日)福岡を襲っています。
子どもの頃に住んでいた富山では、当たり前だった「屋根からドサドサッと落ちる雪の音」を、久々に聞きました。
と言っても、うちの周りの積雪は10cmくらいだとは思うのですが…
それでも、雪になれていない福岡では、高速は通行止めになり、電車はダイヤが乱れ、市営体育館のトレーニング室は臨時休館になっています。
備えたけれど…
いずれ来るであろう寒波に備え、「毛布生地+タフタキルト裏地」の防寒マントを作ったもへちゃんですが…。
このマントが役に立ったかというと…
トレーニング室も臨時休館になったし、
もへちゃんは、ずっと家に籠もってますm(_ _)m
だって寒いんだもん(>_<)
お後がよろしいようでm(_ _)m
お粗末っm(_ _)m
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